2008年9月25日木曜日

ゲームと少年犯罪

ゲームが少年犯罪を助長するということは有るのでしょうか? GTA4という世界でナンバーワン売り上げを誇るコンピューターゲームで、犯罪をしてしまったというニュースが、流れています。GTA4は、ニューヨークとそっくりの都会で、主人公が自動車を盗み、警察に追われるといった裏社会を描くゲームだそうで、若者に圧倒的な支持を得ているとか。
記事を読むと、本当にこのゲームの影響なのか、どうかよく分からないようでもありますが・・・
日本でも、このゲームの影響で、少年犯罪は起きるのでしょうか?
ゲームと少年犯罪、無関係ではないのでしょうが、逆に、抑制する方向に働くことだってあるでしょうし、どんな影響があるのか、考えるのは、難しいです。
面白いものを禁止するというのも、寂しい話ですし。。。

以下、インサイドの9月25日の記事です。

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『GTA4』に影響されて車に放火? フランスで13歳の少年が逮捕

またも『GTA4』(Grand Theft Auto4)に影響されたとする少年犯罪のニュースです。Daily Mailが報じるところによりますと、フランスで13歳の少年が車に放火。少年は3台の車に火を付けて捕まったのですが、警察に「GTA4の真似をしたくなってやった」と供述しているとのことです。Daily Mailは、少年が『GTA4:Liberty City』(原文ママ)のPC版をプレイした後、ガソリンで火を付けたと報道。警察スポークスマンの「こうしたエンターテイメントは一部の若者にネガティブな影響を及ぼしている」という発言を掲載しています。海外ゲームサイトgamepolitics.comでは、この報道に対し「GTA4のPC版は、フランスでは今年の11月21日まで発売されない」という突っ込みが入れられています。なお、『GTA4』のタイトルを『GTA4:Liberty City』と表記するのは稀な例で、筆者の手元にある北米版『GTA4』のパッケージにはそうした表記が見られないことも付け加えておきます。少年がプレイしたのは『GTA :Liberty City Stories』のフランス版なのか『GTA4』なのかは不明ですが、『GTA4』に影響されたとする少年犯罪はタイでも報告されており、果たしてゲームが本当に「ネガティブな影響を及ぼす」のかは慎重に議論される必要がありそうです。

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