2010年11月11日木曜日

少年の強盗

少年による路上強盗という記事をみかけた。
ある意味、最も単純な路上での強盗。子供っぽいといえば、いえないこともないが・・・ 詐欺といった知能犯になるだけの、知識も経験もないということかもしれない。
以下、2010.11.9 産経新聞から

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後絶たぬ少年の凶行、路上強盗の半数 8割が複数犯
少年による路上強盗が後を絶たない。警察庁によると、昨年の全国の路上強盗認知件数は1366件。摘発された886人のうち、約半数が少年だった。少年の路上強盗は複数での犯行が多く、約8割を占めている。

 一方、大阪府警によると今年の府内での路上強盗認知件数は、10月末までで204件。2位の東京(155件)を抑えて全国で最も多い。平成13年以降全国ワーストワンが続くものの、街頭犯罪抑止対策の強化もあり、ピークの16年(524件)からは半減のペースとなっている。

 府内の犯行では深夜から未明に集中。刃物を突きつけて脅したり、バッグをひったくろうとして被害者を転倒させたりするケースなどがある。府警は「夜間外出する際は人けのない場所を避けることが大切」と呼びかけている。

2010年2月18日木曜日

少年犯罪は減少傾向?

少年犯罪に関して、ちょうど統計が発表されたので、引用する。
6年連続の減少になるとは、知らなかった。
子どもの数そのものが減少傾向にあるのだから、それだけの意味なのだろうか。
それとも、少年一人あたりでも、犯罪は減少しているのだろうか? 統計の母集団を調べる必要があるだろう。
ま、2009年度については、前年比0.8%では減少というよりは、横ばいか。

以下、引用

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<少年犯罪>摘発数が6年連続減少
2月18日 毎日新聞

 09年に逮捕・書類送検・家裁送致された14歳以上20歳未満の少年は6年連続で減少し、9万282人(前年比0.8%減)となったことが、警察庁のまとめで分かった。罪種別では、殺人は50人で前年と同じだったものの、放火が83人(同25.8%増)、ひったくり712人(同11.3%増)、万引き2万9119人(同10.8%増)と増加したのが目立った。成人を含めた刑法犯摘発人数に占める少年の割合は27.1%で、12年ぶりに増加に転じた。

 また補導された14歳未満の「触法少年」は、放火や万引きの増加を反映し、1万8029人(同2.6%増)で4年ぶりに増加に転じた。

2010年1月28日木曜日

再発防止のこと

少年犯罪に関して、再発防止が課題との話があって、興味深く読んだ。14歳の子供の強盗。
その背景を解明することは、大変に重要だろう。
以下、引用。


14歳の牛丼店強盗、動機分からず再発防止へ課題/相模原
1月25日カナロコ

 相模原市内に住む市立中学2年の男子生徒(14)が、牛丼チェーン店への強盗容疑で逮捕された事件が関係者の間で波紋を広げている。県警によると、生徒は「牛丼チェーン店の強盗が多いと聞き、自分にもできると思った」と供述。稚拙、短絡的な動機だった。生徒は夜間外出が多く、両親と学校が連携して、生徒の支援に取り組んでいた最中に起きた異例の事件とあって、有識者からは再発防止に向け、事件の全容解明の必要性を訴える声が出ている。

 ■「自分でもできると思った」

 生徒が強盗容疑で県警に逮捕されたのは8日。津久井署によると、逮捕容疑は、4日に市内の牛丼チェーン店に押し入り、ナイフのようなもので店員を脅し、現金約6万円を奪ったとしている。

 同署によると、牛丼チェーン店の駐車場内で身元の分かるカードが入った財布が発見されたことから、捜査段階で生徒の名前が浮上。生徒は容疑を認め、同署の調べに対し、「牛丼チェーン店の強盗が多いと聞いていた。自分もできると思った。遊ぶ金が欲しかった」などと供述しているという。

 ■深夜徘徊で学校とも相談

 少年の通っていた中学の校長は少年について「無口でおとなしい子だった」と語る。県警によると、生徒は深夜の徘徊などが多かった。両親は生徒のために何度も学校と相談していたという。校長は「事件の兆候はなかったと思う。事件を起こした原因は分からない」と肩を落とした。

 市教育委員会はこの異例の事件に危機感を強め、指導の徹底を求める通知文を市立全小中学校に送った。

 ■奪った金の使途が不明

 津久井署のこれまでの調べでは、奪った約6万円の一部は飲食費として使ったというが、全額の使途はまだ分かっていない。

 同署幹部は「二度と犯行に至らせないためにも、少年事件の捜査で犯行に至った動機の解明は特に重要」と話す。同署は奪った金の使い道とともに、詳しい動機についても慎重に調べを進めている。

 少年犯罪に詳しい山崎健一弁護士は「一般論として、少年は本当の動機を語らないケースもある」と説明。その上で、「実際に脅して現金を奪ったとされる今回のケースは、14歳の子どもが起こす事件としてはちょっと考えられない。再発防止に向け、事件の背景をしっかり明らかにして、社会全体で対応を考えなければならない」と指摘している。

2010年1月15日金曜日

非行とタバコ

いったい、これも少年犯罪になるのかな? 子供にタバコを吸わせる。昔なら、別に当たり前の風景だった。
家庭内の出来事に、警察がこんな風に介入するのだろうか?

・・・まあ、健康に良いことではないが、母親を書類送検するのか?
警察はちょっと浮かれすぎではないのだろう?
水清ければ魚住まず。・・・なんとも、住みづらい世の中になってきたように感じるのは、僕だけだろうか。
警察が、正義の味方色を強め、逆に人々の敵になりつつあるので無ければ、と思う。
以下、引用。

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中学生の長男にたばこを提供したなどの容疑で母親を書類送検/横浜
1月12日 カナロコ

 旭署は12日、未成年者喫煙禁止法違反の疑いで、横浜市旭区の無職の女(40)を書類送検した。

 送検容疑は、昨年1月から10月にかけて、市立中学3年だった長男(15)にたばこを提供するなどして喫煙を容認したとしている。

 同署によると、女は「長男に頼まれて、たばこを渡したりしていた」と説明。長男は「たばこは1日に1箱ぐらい吸っていた」と話しているという。

2009年4月22日水曜日

動機の無い殺人事件

犯罪心理に興味を持つものの立場からすると、動機が解明されていない殺人事件はとても気持ちが悪いもの。
動機を解明することは、その事件の意味を考え、再発防止をしていくためにも、何よりも大切なことと思う。

特に、動機が分からず、無罪を主張している人を死刑にしてしまえば、永遠に真実は分からない。もし、その人が真犯人なら、動機も永遠に分からない。なんともいえず、気持ちが悪いものではないか。

保険金詐欺。…これはとても綿密な犯罪だ。相当の自己コントロール、計画性、知識、知恵といったものが要求される。
一方で毒物カレー事件。これは新聞報道などからの個人的な印象だが、動機も見えず、得をする人も見えず。まるで子供のいたずらのように見える。
犯罪の質がまるで違う。

実際、子供の悪戯、…あたりが、真相だという可能性はないのだろうか?


------------4月21日毎日新聞-------

毒物カレー事件 林被告が弁護団通じメッセージ

和歌山市で98年に起きた毒物カレー事件で、最高裁判決後、大阪市の大阪拘置所で、拘置中の林真須美被告に面会した弁護団の小田幸児弁護士は、林被告が「いちるの望みを持っていたのに残念。再審で頑張るので、今日が新たなスタート」と語ったことを明らかにした。

小田弁護士によると、接見は20~30分間。「上告棄却でした」と告げると、林被告はまっすぐ小田弁護士を見つめたまま、残念そうに「自分は無実。なんで自分がこんな判決を受けなければいけないのか」と話した。「国に殺されたくない。あくまでも戦う」と再審への決意を示したが、被害者に向けた言葉はなかったという。【安高晋】

林被告が21日、弁護団を通じて出した「メッセージ」(抜粋)は次の通り。

 私は殺人の犯人ではありません。真犯人は別にいます。証拠がこんなにも薄弱にもかかわらず、どうして死刑にならなければならないのでしょうか。

 もうすぐ裁判員制度が始まりますが、同制度でも私は死刑になるのでしょうか。1男3女の母親としてえん罪を晴らすために渾身(こんしん)の努力をしていきたい。