2009年4月20日月曜日

薬物依存

依存症の心理には様々なものがある。薬物への依存もその一つだ。麻薬などは、特に依存症になりやすい。
依存症には、精神的依存と身体的依存の二つがあるということは、よく指摘されている。

この依存のために、禁断症状が発生し、その結果、麻薬中毒者は、麻薬を手にするためなら、何でもする―結果、犯罪まで犯してしまうこともあるという指摘がなされている。

麻薬は犯罪だが、また別の犯罪を 誘引するものともなるのだ。犯罪心理を考える上で、麻薬中毒、薬物依存は避けては通れない。

ヤフー百科事典の薬物依存の項を引用する。

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特定の薬物を常用している結果として習慣性、嗜癖(しへき)性を生ずるものを一括して依存性薬物といい、それらによっておこる精神的、身体的変化に伴う障害を薬物依存とよんでいる。

薬物依存には、〔1〕薬物の効果を欲求して摂取を抑えきれなくなる強迫的欲求を示す精神依存と、〔2〕薬物を摂取しなければ身体が正常に機能せず、薬物を中断すると離脱症状(禁断症状)が出現する身体依存、および〔3〕薬物の用量をしだいに増やさないと初めと同じ薬効が得られなくなる耐性を生ずる、といった三徴候がある。

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