少年犯罪に関して、再発防止が課題との話があって、興味深く読んだ。14歳の子供の強盗。
その背景を解明することは、大変に重要だろう。
以下、引用。
14歳の牛丼店強盗、動機分からず再発防止へ課題/相模原
1月25日カナロコ
相模原市内に住む市立中学2年の男子生徒(14)が、牛丼チェーン店への強盗容疑で逮捕された事件が関係者の間で波紋を広げている。県警によると、生徒は「牛丼チェーン店の強盗が多いと聞き、自分にもできると思った」と供述。稚拙、短絡的な動機だった。生徒は夜間外出が多く、両親と学校が連携して、生徒の支援に取り組んでいた最中に起きた異例の事件とあって、有識者からは再発防止に向け、事件の全容解明の必要性を訴える声が出ている。
■「自分でもできると思った」
生徒が強盗容疑で県警に逮捕されたのは8日。津久井署によると、逮捕容疑は、4日に市内の牛丼チェーン店に押し入り、ナイフのようなもので店員を脅し、現金約6万円を奪ったとしている。
同署によると、牛丼チェーン店の駐車場内で身元の分かるカードが入った財布が発見されたことから、捜査段階で生徒の名前が浮上。生徒は容疑を認め、同署の調べに対し、「牛丼チェーン店の強盗が多いと聞いていた。自分もできると思った。遊ぶ金が欲しかった」などと供述しているという。
■深夜徘徊で学校とも相談
少年の通っていた中学の校長は少年について「無口でおとなしい子だった」と語る。県警によると、生徒は深夜の徘徊などが多かった。両親は生徒のために何度も学校と相談していたという。校長は「事件の兆候はなかったと思う。事件を起こした原因は分からない」と肩を落とした。
市教育委員会はこの異例の事件に危機感を強め、指導の徹底を求める通知文を市立全小中学校に送った。
■奪った金の使途が不明
津久井署のこれまでの調べでは、奪った約6万円の一部は飲食費として使ったというが、全額の使途はまだ分かっていない。
同署幹部は「二度と犯行に至らせないためにも、少年事件の捜査で犯行に至った動機の解明は特に重要」と話す。同署は奪った金の使い道とともに、詳しい動機についても慎重に調べを進めている。
少年犯罪に詳しい山崎健一弁護士は「一般論として、少年は本当の動機を語らないケースもある」と説明。その上で、「実際に脅して現金を奪ったとされる今回のケースは、14歳の子どもが起こす事件としてはちょっと考えられない。再発防止に向け、事件の背景をしっかり明らかにして、社会全体で対応を考えなければならない」と指摘している。
2010年1月15日金曜日
非行とタバコ
いったい、これも少年犯罪になるのかな? 子供にタバコを吸わせる。昔なら、別に当たり前の風景だった。
家庭内の出来事に、警察がこんな風に介入するのだろうか?
・・・まあ、健康に良いことではないが、母親を書類送検するのか?
警察はちょっと浮かれすぎではないのだろう?
水清ければ魚住まず。・・・なんとも、住みづらい世の中になってきたように感じるのは、僕だけだろうか。
警察が、正義の味方色を強め、逆に人々の敵になりつつあるので無ければ、と思う。
以下、引用。
---------------------------
中学生の長男にたばこを提供したなどの容疑で母親を書類送検/横浜
1月12日 カナロコ
旭署は12日、未成年者喫煙禁止法違反の疑いで、横浜市旭区の無職の女(40)を書類送検した。
送検容疑は、昨年1月から10月にかけて、市立中学3年だった長男(15)にたばこを提供するなどして喫煙を容認したとしている。
同署によると、女は「長男に頼まれて、たばこを渡したりしていた」と説明。長男は「たばこは1日に1箱ぐらい吸っていた」と話しているという。
家庭内の出来事に、警察がこんな風に介入するのだろうか?
・・・まあ、健康に良いことではないが、母親を書類送検するのか?
警察はちょっと浮かれすぎではないのだろう?
水清ければ魚住まず。・・・なんとも、住みづらい世の中になってきたように感じるのは、僕だけだろうか。
警察が、正義の味方色を強め、逆に人々の敵になりつつあるので無ければ、と思う。
以下、引用。
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中学生の長男にたばこを提供したなどの容疑で母親を書類送検/横浜
1月12日 カナロコ
旭署は12日、未成年者喫煙禁止法違反の疑いで、横浜市旭区の無職の女(40)を書類送検した。
送検容疑は、昨年1月から10月にかけて、市立中学3年だった長男(15)にたばこを提供するなどして喫煙を容認したとしている。
同署によると、女は「長男に頼まれて、たばこを渡したりしていた」と説明。長男は「たばこは1日に1箱ぐらい吸っていた」と話しているという。
2009年4月22日水曜日
動機の無い殺人事件
犯罪心理に興味を持つものの立場からすると、動機が解明されていない殺人事件はとても気持ちが悪いもの。
動機を解明することは、その事件の意味を考え、再発防止をしていくためにも、何よりも大切なことと思う。
特に、動機が分からず、無罪を主張している人を死刑にしてしまえば、永遠に真実は分からない。もし、その人が真犯人なら、動機も永遠に分からない。なんともいえず、気持ちが悪いものではないか。
保険金詐欺。…これはとても綿密な犯罪だ。相当の自己コントロール、計画性、知識、知恵といったものが要求される。
一方で毒物カレー事件。これは新聞報道などからの個人的な印象だが、動機も見えず、得をする人も見えず。まるで子供のいたずらのように見える。
犯罪の質がまるで違う。
実際、子供の悪戯、…あたりが、真相だという可能性はないのだろうか?
------------4月21日毎日新聞-------
毒物カレー事件 林被告が弁護団通じメッセージ
和歌山市で98年に起きた毒物カレー事件で、最高裁判決後、大阪市の大阪拘置所で、拘置中の林真須美被告に面会した弁護団の小田幸児弁護士は、林被告が「いちるの望みを持っていたのに残念。再審で頑張るので、今日が新たなスタート」と語ったことを明らかにした。
小田弁護士によると、接見は20~30分間。「上告棄却でした」と告げると、林被告はまっすぐ小田弁護士を見つめたまま、残念そうに「自分は無実。なんで自分がこんな判決を受けなければいけないのか」と話した。「国に殺されたくない。あくまでも戦う」と再審への決意を示したが、被害者に向けた言葉はなかったという。【安高晋】
林被告が21日、弁護団を通じて出した「メッセージ」(抜粋)は次の通り。
私は殺人の犯人ではありません。真犯人は別にいます。証拠がこんなにも薄弱にもかかわらず、どうして死刑にならなければならないのでしょうか。
もうすぐ裁判員制度が始まりますが、同制度でも私は死刑になるのでしょうか。1男3女の母親としてえん罪を晴らすために渾身(こんしん)の努力をしていきたい。
動機を解明することは、その事件の意味を考え、再発防止をしていくためにも、何よりも大切なことと思う。
特に、動機が分からず、無罪を主張している人を死刑にしてしまえば、永遠に真実は分からない。もし、その人が真犯人なら、動機も永遠に分からない。なんともいえず、気持ちが悪いものではないか。
保険金詐欺。…これはとても綿密な犯罪だ。相当の自己コントロール、計画性、知識、知恵といったものが要求される。
一方で毒物カレー事件。これは新聞報道などからの個人的な印象だが、動機も見えず、得をする人も見えず。まるで子供のいたずらのように見える。
犯罪の質がまるで違う。
実際、子供の悪戯、…あたりが、真相だという可能性はないのだろうか?
------------4月21日毎日新聞-------
毒物カレー事件 林被告が弁護団通じメッセージ
和歌山市で98年に起きた毒物カレー事件で、最高裁判決後、大阪市の大阪拘置所で、拘置中の林真須美被告に面会した弁護団の小田幸児弁護士は、林被告が「いちるの望みを持っていたのに残念。再審で頑張るので、今日が新たなスタート」と語ったことを明らかにした。
小田弁護士によると、接見は20~30分間。「上告棄却でした」と告げると、林被告はまっすぐ小田弁護士を見つめたまま、残念そうに「自分は無実。なんで自分がこんな判決を受けなければいけないのか」と話した。「国に殺されたくない。あくまでも戦う」と再審への決意を示したが、被害者に向けた言葉はなかったという。【安高晋】
林被告が21日、弁護団を通じて出した「メッセージ」(抜粋)は次の通り。
私は殺人の犯人ではありません。真犯人は別にいます。証拠がこんなにも薄弱にもかかわらず、どうして死刑にならなければならないのでしょうか。
もうすぐ裁判員制度が始まりますが、同制度でも私は死刑になるのでしょうか。1男3女の母親としてえん罪を晴らすために渾身(こんしん)の努力をしていきたい。
2009年4月20日月曜日
薬物依存
依存症の心理には様々なものがある。薬物への依存もその一つだ。麻薬などは、特に依存症になりやすい。
依存症には、精神的依存と身体的依存の二つがあるということは、よく指摘されている。
この依存のために、禁断症状が発生し、その結果、麻薬中毒者は、麻薬を手にするためなら、何でもする―結果、犯罪まで犯してしまうこともあるという指摘がなされている。
麻薬は犯罪だが、また別の犯罪を 誘引するものともなるのだ。犯罪心理を考える上で、麻薬中毒、薬物依存は避けては通れない。
ヤフー百科事典の薬物依存の項を引用する。
----------
特定の薬物を常用している結果として習慣性、嗜癖(しへき)性を生ずるものを一括して依存性薬物といい、それらによっておこる精神的、身体的変化に伴う障害を薬物依存とよんでいる。
薬物依存には、〔1〕薬物の効果を欲求して摂取を抑えきれなくなる強迫的欲求を示す精神依存と、〔2〕薬物を摂取しなければ身体が正常に機能せず、薬物を中断すると離脱症状(禁断症状)が出現する身体依存、および〔3〕薬物の用量をしだいに増やさないと初めと同じ薬効が得られなくなる耐性を生ずる、といった三徴候がある。
依存症には、精神的依存と身体的依存の二つがあるということは、よく指摘されている。
この依存のために、禁断症状が発生し、その結果、麻薬中毒者は、麻薬を手にするためなら、何でもする―結果、犯罪まで犯してしまうこともあるという指摘がなされている。
麻薬は犯罪だが、また別の犯罪を 誘引するものともなるのだ。犯罪心理を考える上で、麻薬中毒、薬物依存は避けては通れない。
ヤフー百科事典の薬物依存の項を引用する。
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特定の薬物を常用している結果として習慣性、嗜癖(しへき)性を生ずるものを一括して依存性薬物といい、それらによっておこる精神的、身体的変化に伴う障害を薬物依存とよんでいる。
薬物依存には、〔1〕薬物の効果を欲求して摂取を抑えきれなくなる強迫的欲求を示す精神依存と、〔2〕薬物を摂取しなければ身体が正常に機能せず、薬物を中断すると離脱症状(禁断症状)が出現する身体依存、および〔3〕薬物の用量をしだいに増やさないと初めと同じ薬効が得られなくなる耐性を生ずる、といった三徴候がある。
2009年1月28日水曜日
少年犯罪防止へ和歌山県の取り組み
和歌山県警で、非行防止教室という取り組みが行なわれている。少年事件の捜査員そのものが、先生となるのだ。
なんともユニークで、挑戦的な試みではないだろうか。
以下、引用します。
-------------
和歌山県警 非行防止教室にベテラン捜査員を派遣
1月27日 産経新聞
集団で窃盗を繰り返すなど20歳未満の少年犯罪が後を絶たない中、和歌山県警少年課が小中学校で実施している非行防止教室「キッズサポートスクール」で、少年事件の捜査員が“先生”として子供たちを教える新たな取り組みが始まった。摘発された少年たちの言葉を交えた授業に、生徒らは真剣な表情で耳を傾けている。
「逮捕されて留置場に入ると、ほとんどの子が『もうしない』と話す」
紀の川市立貴志川中学校の1年生クラスで先月行われたスクール。県警少年課少年事件捜査係の男性捜査員(49)は教壇に立つと、罪を犯した20歳未満の少年が留置場で何を思うか、実際の経験を元に話した。
「集団で悪いことをするとき、誰かが『やめとこら』と言っていれば事件にならずに済んだはず」と、仲間の犯罪を止められる人間になってほしいと訴えた。
この日のスクールには、初めて同課のベテラン捜査員4人が参加。専門の指導員が4枚の紙芝居で、罪を犯すとどうなるか分かりやすく説明した後、捜査員が約10分間話した。出席した男子生徒は「刑事さんが来て緊張した。悪いことはあかんと改めて思った」と受け止め、担任の男性教諭は「話に説得力があり、生徒がとても集中して聴いていた」と話した。
同課は、平成15年から実施しているスクールが少年犯罪の抑止に一定の成果を上げているとみている。同課のまとめでは、20年に刑法犯で摘発された少年数は約925人で16年をピークに4年連続で減少した。
半面、刑法犯全体に占める少年の比率は約32%で全国(約27%)より高く都道府県別でワースト4。再犯率も約35%と全国(約31%)を上回り、ワースト8だった。
犯罪の種別では窃盗犯が約615人で最多。また、非行集団の摘発数は48件と近年は50件前後で推移し、集団での犯罪、非行が依然多い。昨年は和歌山北署が9月までに13~18歳の中高生ら14人を道交法違反(無免許運転)や窃盗などの容疑で摘発、田辺署も11月までに15~19歳の中高生ら20人を50件に及ぶ窃盗容疑で摘発するなど、オートバイ盗を中心に少年集団による窃盗や暴走行為などが各地で相次いだ。
非行を未然に防ぎ、少年犯罪を抑止するため、同課は少年事件が少ない時期にはスクールへ継続的に捜査員を参加させる方針だ。同課の崎山譲次席は「辛口な話も加え、硬軟織り交ぜた効果的な教室にしたい」と話している。
なんともユニークで、挑戦的な試みではないだろうか。
以下、引用します。
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和歌山県警 非行防止教室にベテラン捜査員を派遣
1月27日 産経新聞
集団で窃盗を繰り返すなど20歳未満の少年犯罪が後を絶たない中、和歌山県警少年課が小中学校で実施している非行防止教室「キッズサポートスクール」で、少年事件の捜査員が“先生”として子供たちを教える新たな取り組みが始まった。摘発された少年たちの言葉を交えた授業に、生徒らは真剣な表情で耳を傾けている。
「逮捕されて留置場に入ると、ほとんどの子が『もうしない』と話す」
紀の川市立貴志川中学校の1年生クラスで先月行われたスクール。県警少年課少年事件捜査係の男性捜査員(49)は教壇に立つと、罪を犯した20歳未満の少年が留置場で何を思うか、実際の経験を元に話した。
「集団で悪いことをするとき、誰かが『やめとこら』と言っていれば事件にならずに済んだはず」と、仲間の犯罪を止められる人間になってほしいと訴えた。
この日のスクールには、初めて同課のベテラン捜査員4人が参加。専門の指導員が4枚の紙芝居で、罪を犯すとどうなるか分かりやすく説明した後、捜査員が約10分間話した。出席した男子生徒は「刑事さんが来て緊張した。悪いことはあかんと改めて思った」と受け止め、担任の男性教諭は「話に説得力があり、生徒がとても集中して聴いていた」と話した。
同課は、平成15年から実施しているスクールが少年犯罪の抑止に一定の成果を上げているとみている。同課のまとめでは、20年に刑法犯で摘発された少年数は約925人で16年をピークに4年連続で減少した。
半面、刑法犯全体に占める少年の比率は約32%で全国(約27%)より高く都道府県別でワースト4。再犯率も約35%と全国(約31%)を上回り、ワースト8だった。
犯罪の種別では窃盗犯が約615人で最多。また、非行集団の摘発数は48件と近年は50件前後で推移し、集団での犯罪、非行が依然多い。昨年は和歌山北署が9月までに13~18歳の中高生ら14人を道交法違反(無免許運転)や窃盗などの容疑で摘発、田辺署も11月までに15~19歳の中高生ら20人を50件に及ぶ窃盗容疑で摘発するなど、オートバイ盗を中心に少年集団による窃盗や暴走行為などが各地で相次いだ。
非行を未然に防ぎ、少年犯罪を抑止するため、同課は少年事件が少ない時期にはスクールへ継続的に捜査員を参加させる方針だ。同課の崎山譲次席は「辛口な話も加え、硬軟織り交ぜた効果的な教室にしたい」と話している。
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