2008年9月13日土曜日

フリーター少年を鑑定留置

先日、愛知の中学校で先生をさした少年の鑑定留置の記事があった。
以下、9月12日時事通信から。
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フリーター少年を鑑定留置=中学教諭刺傷-名古屋家裁支部

愛知県知立市の市立知立中学校で7月、神谷佳久教諭(35)が教え子にナイフで刺され重傷を負った事件で、名古屋家裁岡崎支部(成瀬大輔裁判官)は12日、殺人未遂などの非行事実で送致され、精神鑑定の実施を決めた同市のフリーターの少年(18)について、観護措置を取り消し、11月11日まで2カ月間、鑑定留置することを決めた。 
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ちなみに、これは7月の事件だ。
事件をご存知ない方のために、以下、7月29日の朝日新聞から。

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愛知の中学で元担任刺傷 18歳容疑者「うらみあった」

29日午後1時半ごろ、愛知県知立(ちりゅう)市広見2丁目の市立知立中学校で、吹奏楽部の練習を監督していた神谷佳久教諭(34)が校内に侵入してきた男に刺され、重傷を負った。約50人の吹奏楽部員にけがはなかった。駆けつけた安城署員が校内にいた同市のフリーターの少年(18)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。少年は同中学の卒業生で、動機について「かつての担任で、うらみがあった」と供述しているという。
 安城署によると、少年の逮捕容疑は、午後1時半ごろ、同校2階の被服室に押し入り、神谷さんの胸や背中、左腕などを刃渡り約13センチのペティナイフで刺した疑い。
 神谷さんは胸を2カ所、背中を1カ所刺されていたほか、左腕や左手の指を切られる重傷を負った。
 少年は05年3月に同校を卒業しており、神谷さんは少年が2年生のときの担任だった。少年は調べに対し、「厳しく指導されて対人恐怖症になった。高校中退後、勤めた会社でうまくいかなかったのはそのせいだ。復讐(ふくしゅう)するつもりでやった」と話しているという。
 少年は被服室に侵入すると、入り口に背を向けて座っていた神谷さんの背中を無言で刺したという。しばらくもみ合ったあと、神谷さんは別棟の職員室に逃げ込んだ。少年は1階に下りたところで別の教諭と出くわし、ナイフを捨てて逃走。校舎から中庭の渡り廊下に出たところで教諭らに取り囲まれ、その場に座り込んだという。直後に安城署員が駆けつけて現行犯逮捕した。少年は西側の門から校内に侵入したとみられる。
 居合わせた女子吹奏楽部員(14)は「刺した男は笑って手を振った」と証言した。被服室の外で、神谷さんを追いかける少年を目撃した別の女子ソフトボール部員(13)は、「ナイフのようなものを持ち、無言で少し笑ったような感じでゆっくり歩いていた」と話した。
 当時校内には、部活動の生徒約180人がいたという。

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